日本エネルギーホールディングス株式会社の自社発電所にて
増設工事を行います。
この度、自社発電所となるENEHOL名張太陽光発電所の設備増設工事を行いました。
案件概要
- 案件名 :ENEHOL名張太陽光発電所
- 案件住所 :三重県名張市瀬古口字順添746 他
- システム容量 :983.0kW(パワコン:1000kW モジュール:983.0kW)
- モジュール容量:983.0kW
- モジュール :株式会社サニックス製多結晶 SRM308P-72N 3192枚
- パワコン :日新電機株式会社 SPM500-CS1B 2台
- 増設容量 :200.64kW
- モジュール容量:200.64kW
- モジュール :LINUOPOWER製単結晶 LN260(30)M-4-285 704枚
- システム容量 :983.0kW(パワコン:1000kW⇒983.0kWへ出力調整 モジュール:1183.776kW)
- モジュール容量:1183.776kW
- モジュール :株式会社サニックス製多結晶 SRM308P-72N 3192枚
LINUOPOWER製単結晶 LN260(30)M-4-285 704枚 - パワコン :日新電機株式会社 SPM500-CS1B 2台
上記より、太陽電池の合計出力をシステム容量として認定を取得していたのでパワコンにて出力調整を行い、システム容量をパワコン容量へと変更し、モジュールの積載量を200kW程度増設致しました。
ENEHOL太陽光発電所にて、高圧発電所では初の増設工事計画となります。
既設発電所の隣接している土地にて交渉を行い、増設計画土地を確保致しました。
合わせて、今回増設するに至っての許認可関係の確認、中部電力様への電力設備変更届、経済産業局様への変更認定申請を同時進行にて計画して行きました。
許認可関係においては、伐採計画及び、排水計画を取り纏め、届出を行いました。
電力設備変更と変更認定申請も許可をいただき、段取りが整いました。
まずは、木の伐採・伐根作業に着手しました。
伐採・伐根及び草刈りを経て、荒造成が完了しました。
【荒造成完了状況】
次に、排水計画となります暗渠排水管の埋設作業に着手しました。
【暗渠埋設状況】
埋設工事を完了し、敷地全体の整地転圧を行っております。
【整地転圧状況】
造成作業を完了し、システム工事に着手致します。
先にモジュールを搬入しました。
雨水対策として、ブルーシートを巻き品質管理の徹底、柵を設置し盗難防止に努めております。
【モジュール搬入状況】
第一の工程にて、スクリュー杭の打設工事に着手しました。
現地では東から西の勾配がある状態でしたので、スクリューの杭の打ち込み高さにて
不陸調整を行っております。
【スクリュー杭打設状況】
次に架台の組立を行います。スクリュー杭にてレベル調整を取れている為、容易に組み立てる事が可能でした。
【架台組立状況】
次にモジュール設置工事を行いました。組み立てた架台にモジュールを設置する事で1つの発電所として形となりました。
【モジュール設置状況】
【モジュール設置状況(背面写真)】
次に電気工事の状況となります。ストリングを集約する接続箱を設置しました。
各ストリングの配線を接続していきます。
【接続箱設置・配線状況】
2次側配線が完了し、既設設備に接続する為、敷地内に埋設管を布設し、既設発電所のパワコンまで配線をしていきます。
【既設設備へ至る埋設管布設状況】
【既設設備へ至る埋設管布設状況(既設設備敷地内)】
--2018.08.23 更新--
配線接続が完了し、無事増設工事を完了しました。
赤枠内が増設エリアとなり、約200kWの増設となります。
【増設完了状況】
写真の通り、周囲の木を行政へ相談をし伐採しております。
日射の妨げとなっておりましたので、増設エリアの発電量に期待出来る状況です。
以上、ENEHOL名張太陽光発電所の増設工事となります。
今後、増設の権利をお持ちで計画を進める際は、是非弊社までご相談下さい。