太陽光発電システム 停電時の使用方法につきまして

停電になるとパワーコンディショナの運転は停止しますが、自立運転に切り替えることで、自立運転用コンセント から電気を使うことができます。(最大1500W)

自立運転に切り替え自立運転時の注意

自立運転時のご注意(蓄電池を設置していない場合)

  • 電気が使えるのは、日照があり太陽電池が発電している昼間だけです。また、使えるのは発電電力の一部です。
  • 自立運転の切替えは、夜間などの発電していない時間帯にはできません。発電している日中に行ってください。
  • 自立運転のまま日没を迎えた場合は、翌朝の運転開始時には自動的に連系運転が選択されます。引き続き自立運転を行いたい場合は、再度 自立運転切替え操作を行ってください。
  • 災害等の規模によって電力会社等から電気の使用について指示があった場合は使用をお控えください。
    特に、機器が浸水した場合は、決して点検なしに使用しないでください。感電や発火の恐れがあります。
  • 自立運転コンセントは電力が不足すると途中で電源が切れますので、生命や財産に損害を受ける恐れがある電気製品は使用しないでください。すべての医療機器、防犯機器、灯油やガスを用いる冷暖房機器、電熱器などは絶対にパソコンを繋がないでください。デスクトップパソコン等はデータ破損等の原因になります。ノートパソコンは内蔵バッテリーを付けてご使用ください。
  • 最大消費電力が1,500W以上の機器は使用できません。合計15Aを超える電流が流れた場合、機器内の保護装置が働く場合があります。保護装置が数回働くと自動的に運転を再開しなくなります。詳しくは取扱説明書の点検コードをご覧ください。
  • モーターを使用している電気製品(冷蔵庫、洗濯機、掃除機)を他の電気製品と同時に使わないでください。
    過電圧の発生により、故障の原因になります。
  • 自立運転出力に機器を接続したままにしないでください。火災・感電の原因になります。使用時には安全をご確認ください。
  • 異臭や異音がした場合は、直ちに自立運転を停止してください。そのまま続けると、感電・火災や故障の原因となります。
  • 使用する電気製品が安全な状態であることを確認してから使用してください。

自立運転切替え手順

パワーコンディショナの型式によって、操作するスイッチの位置等が異なります。下記からご選択ください。

屋内用パワーコンディショナ EH040P-B1/EH055P-B1
停電時の自立運転への切替え
停電復旧時の連系運転への切替え
屋外用パワーコンディショナ EH055B-A1
停電時の自立運転への切替え
停電復旧時の連系運転への切替え
屋外用マルチパワーコンディショナEH046M-A1/EH059M-A1
停電時の自立運転への切替え
停電復旧時の連系運転への切替え
屋外用マルチパワーコンディショナEH044M-B1/EH055M-B1
停電時の自立運転への切替え
停電復旧時の連系運転への切替え
停電から復旧したら、必ず連系運転に戻してください
・最大15A以下でお使いください。・必要最低限の機器の接続を推奨。

蓄電池を設置している場合

以下の蓄電池は停電が起きたら自動で切替えを行います。お客様の操作は必要ありません。

  • 停電したことを知らせる為にモニターからブザーがなります。画面を押せば止まります。
  • 蓄電池の出力を超えて電気を使いすぎると蓄電システムは停止しますので、使い過ぎにご注意ください。
  • 上記のように停止してしまった場合は、不要な電気を消すか、必要のない電気のブレーカーを落とすなど、使わない状態にしてから蓄電システムを再運転してください。モニターで電気の使用量を確認できます。
  • 太陽光発電システムと連携していますので、蓄電池に充電されている電気がなくなっても、昼間で日照があれば発電した電気を補充して使い続けることができます。

【Smart star L】
停電すると、自動的に蓄電池からの電力供給に切替わります。(約10秒)
電気契約容量の大きな家では、宅内の全てをカバーするのではなくエリアを限って供給をします。
停電時に同時に使う電気製品の出力は、合計3kW未満にしてください。

【オムロン フレキシブル蓄電システム】
停電すると、自動的にあらかじめ指定しておいた電気製品やコンセントなど特定負荷への
電気供給に切替わります。(約5秒)
蓄電池のモニターでメイン画面に「自立」に表示が切替わっているかを確認してください。
停電時に同時に使う電気製品の出力は、合計2kW未満にしてください。

【4Rエナジー エネハンド蓄電池・充電器】
停電すると、自動的に蓄電池からの電気供給に切替わります。(1秒程度)
電気契約容量の大きな家では、宅内の全てをカバーするのではなくエリアを限って
電気供給をします。停電時に同時に使う電気製品の出力は、合計3W未満にしてください。